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BEX Co., Ltd.

細胞融合・卵子活性化装置 CFB16-HB

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受精卵ゲノム編集機能搭載の細胞融合・卵子活性化装置、誕生
CFB16-HB は細胞融合・卵子活性化装置 のロングセラー LF101 および LF301 の後継機種です。従来の細胞融合モードから卵活性化モードを独立し、さらに受精卵ゲノム編集機能を加えました。動物初期胚実験で必要な機能は全て標準搭載されているので、CFB16-HB があれば実験ごとに装置を用意する必要はありません。
  1. 卵子活性化モードを独立、より正確な低電圧出力
  2. 受精卵ゲノム編集モードを搭載
  3. タッチパネルによる優れた操作性
  4. USB経由で履歴をエクスポート可能
  5. DCパルスの実行値を表示および記録
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型式:CFB16-HB
品名:細胞融合・卵子活性化装置CFB16-HB
製造元:株式会社ベックス (BEX CO.,LTD.)
細胞融合、四倍体作製及び卵子活性のほか、受精卵へのエレクトロポレーションも可能にしました。豊富な細胞融合・卵子活性・核移植用電極及びエレクトロポレーション電極を組み合わせることにより、多様なアプリケーションに対応可能です。
cell fution, tetraploid production, oocyte activation, zygote electroporation.

Features

受精卵ゲノム編集・四倍体作製・卵子活性に最適なエレクトロポレーター

世界初!受精卵ゲノム編集モード搭載

CRISPR-Cas9 系とエレクトロポレーションによる受精卵ゲノム編集のためのモード(GenomeEdit モード)を搭載しました。卵活性化モードを用いた四倍体(Tetraploid)胚や体細胞クローン胚等の作製と合わせ、初期胚を用いた各種実験に CFB-HB 1 台で対応可能です。
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細胞融合モードと卵子活性化モードを分離・独立

体細胞融合(例:ハイブリドーマ作製)と卵子活性化(例:体細胞クローン作製)は交流と直流を併用する点では同じですが、必要な電圧値や電圧印加時間の条件が大きく異なるため、従来機器ではエンドユーザー様の用途に合わせ、出荷前にどちらかのモードに最適化する必要がありました。CFB16-HB では細胞融合と卵子活性化モードを個別に設けたので、両実験に最適な電気条件をボタン1つで選択できます。
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Fusion(体細胞融合)、Activation(卵活性化)、GenomeEdit(受精卵ゲノム編集)の各モード選択画面

USB メモリに出力履歴をエクスポート可能

CFB16-HB では出力履歴をデジタルデータとして USB 経由でエクスポートが可能です。 これにより、出力ごとに使用条件や実行値をノートに取る手間を省くことができます。
CFB16-HB_USB
USB 端子を介してデータを CSV ファイルとしてエクスポートできます。 エクスポートしたファイルは表計算ソフトなどで閲覧できます。

出力パルスの実行電圧値と電流値を全て記録

CFB16-HB では実行電圧値および電流値を全て記録することができるので、実験のトラッキングが容易になります。電圧印加ごとに数値を記録する必要がなくなりますので、実験の効率も向上します。トラッキングの画面のままそのパラメーターで電圧を出力することもできます。
CFB16-HB_Execute
パラメーターのトラッキングができる「HISTROY」画面。この画面からそのままパルス出力が可能

多機能でタッチパネル搭載なのにコンパクトボディ

5.6 インチタッチパネル式スクリーンを採用し、直観的な入力操作が可能になりました。また、従来機種と比べ大幅にコンパクトな作りとなり、設置スペースの確保も容易になりました。
CFB16-HB_size
CFB16-HB の外観(単位は mm)

仕様

Fusion モード

ACパルス
電圧0 - 85 V (1 V 刻み設定)
出力時間プレフュージョン0 - 120 秒(1 秒刻み設定)
ポストフュージョン0 - 10 秒(1 秒刻み設定)
DCパルス
波形矩形波
電圧1 - 1500 V (1 V 刻み設定)
パルス幅3 - 3,000 μ 秒(1 μ 秒刻み設定)
パルス間隔0.1 - 10 秒 (0.1 秒刻み設定)
出力モード通常出力・極性切換え出力
出力パルス数最大1,000 パルス
抵抗値測定範囲最大40 kΩ

Activation モード

ACパルス
電圧0 - 10 V (0.1 V刻み設定)
出力時間0 - 120 秒 (1 秒刻み設定)
ポストフュージョン0 - 10 秒(1 秒刻み設定)
DCパルス
波形矩形波
電圧1 - 200 V (1 V 刻み設定)
パルス幅3 - 3,000 μ 秒(1 μ 秒刻み設定)
パルス間隔0.1 - 10 秒(0.1 秒刻み設定)
出力モード通常出力・極性切換え出力
出力パルス数最大1,000 パルス
抵抗値測定範囲最大40 kΩ

GenomeEditモード

出力電圧1 - 200 V (1 V 単位で設定可能)
最大出力電流1 A (1000 mA)
パルス幅(Pon)0.1 - 1000 ms
パルス間隔1 - 1000 ms
パルス回数1 - 1000 (Pd(+)の場合)
1 - 500 (Pd(+/-)またはPd(Alt)の場合)
抵抗値測定範囲最大 4 kΩ    

製品仕様

外寸240 mm(W) X 380 mm (D*1) X 190 mm(H*2)
重量12.1 kg
電源単相100 V 50/60 Hz
消費電力260 VA
  1. 突起物を除く
  2. ゴム足を除く

細胞融合・卵子活性化装置 CFB16-HBのデモについて

細胞融合・卵子活性化装置 CFB16-HBのデモは随時受け付けています。お気軽にお問合せください

遺伝子導入装置・細胞融合装置・電極のメンテナンスサポート

遺伝子導入装置CUY21,CUY21EDIT,CUY21Vivo-SQ,CUY21EX,CUY21Vitro-EX、細胞融合装置LF101,LF301、電極、その他周辺機器につきましてメンテナンスや修理をお受付しております。開発スタッフが直接担当いたしますので、ご安心ください。お気軽にお問い合わせください。