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BEX Co., Ltd.

細胞株の認証(STR分析)

細胞株の認証(STR分析)の特長

  • ヒト培養細胞由来サンプルより、STR(short tandem repeat)遺伝子型を決定
  • ヒト細胞株の同定や認証、同種細胞株内のクロスコンタミネーションの検出にご利用ください。

細胞認証の必要性

培養細胞におけるクロスコンタミネーションや細胞株の誤認証が頻発しており、世界的に問題となっています。
現在、論文投稿の際に細胞株認証が要求され始めています。例えば、Natureでは少なくともES細胞株を樹立した際にはSTRデータを要求しており、Cancer Researchを含むAmerican Association for Cancer Research(AACR)が発行する全ての雑誌、Springer社発行のIn Vitro Cellular & Developmental Biology、Cell Biochemistry and Biophysics、Wiley社発行のInternational Journal of Cancerなどでも投稿規定にはっきりと細胞株認証を行うことを求めています。
米国のセルバンクであるATCCでは細胞株の認識方法として、顕微鏡による形態観察、growth curve解析、アイソザイム解析(動物種推定)、STR(Short Tandem Repeat)解析を推奨しています。これらの方法の中で、識別能力やデータの客観性からヒト由来細胞株の確認方法としてSTR解析がよく利用されています。STR解析は、もともと個人識別のための法医学分野で応用が始まった解析手法であり、その高精度な解析手法は培養細胞の識別にも非常に有用です。
ベックスでは、ヒト細胞株の同定、認証および同種細胞株内のクロスコンタミネーションの検出に適しているとGenePrint10®System(10ローカス)、iPS/ES細胞の遺伝子型の確認に適しているPowerPlex®16 System(16ローカス)を用いて分析を行います。
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