型式: | GEBPL |
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品名: | Genome Editor for Plants |
製造元: | 株式会社ベックス (BEX CO.,LTD.) |
ベックスが新規に開発した新しいエレクトロポレーション用波形による高効率な植物プロトプラストへのエレクトロポレーションが可能です。豊富なin vitro用エレクトロポレーション電極を組み合わせることで、プロトプラスト以外のサンプル、例えば、動物培養細胞、初代継代細胞などへのエレクトロポレーションも可能です。
例: in vitro electroporation
Features
新規波形Fall Pulse(フォールパルス)の出力実現 <特許登録済み!>
Fall Pulse(フォールパルス)による高効率なエレクトロポレーション
正極パルスから負極パルスへ瞬時に切り替えることにより、見かけ上高電圧がかかり従来のエレクトロポレーターよりも高い導入効率が得られます。この正極パルスから負極パルスへの瞬時に切り替わったパルスを「Fall Pulse」と名付け、当該技術の特許を取得しました(特許7377561号)。
従来型パルス
Fall Pulse
パルス概略図


オシロスコープでの波形


gRNAとCas9タンパクによる高効率なゲノム編集
植物のプロトプラストへgRNA及びCas9タンパク複合体(Cas9 RNP)を導入し、植物の遺伝子をノックアウトできます。そのほか、ゲノム編集によるノックインも実現できます。ゲノム編集されたプロトプラストを再分化することで、植物のゲノム編集個体を作出することができます。下記アプリケーション参照。
5.7インチタッチパネル採用で抜群の操作性
操作性にすぐれたタッチパネルを搭載し、波形パターンを図形で表示することで、設定値の入力が直感的で容易にできます。
コンパクトなボディサイズ
コンパクトサイズなので、場所をとらず、キャスターに載せての移動も簡単にできます。
全実行値(電圧及び電流値)を記録、表示
直近100回分のパルス出力の履歴が自動的に本体に保存され、履歴をUSB経由でパソコンに保存することができます。
Applications
タバコ細胞(プロトプラスト)へのGFPプラスミドDNAの導入
タバコ細胞(プロトプラスト)のエレクトロポレーションでの従来のパルスとFall Pulse(フォールパルス)との比較。
Fall Pulseでは高効率にGFPプラスミドDNAが導入されています。
Fall Pulseでは高効率にGFPプラスミドDNAが導入されています。
Fall Pulse

従来型パルス

タバコ細胞(プロトプラスト)のフィトエン不飽和酵素(PDS)遺伝子ノックアウト
カロテノイド生合成酵素であるフィトエン不飽和酵素(PDS)遺伝上にgRNAを設計し、PDS遺伝子を欠損させることで植物特有の自家蛍光が消失しています。


コントロールと比較すると、自家蛍光の消失とともに明視野で緑色も消失しています。
タバコへの二本鎖DNA(dsDNA)のノックイン
GFPカセットを有する二本鎖DNAをgRNA及びCas9タンパクとともにタバコ細胞(プロトプラスト)へエレクトロポレーションし、その後再分化しところ蛍光を観察することができました。

- 上記すべてのタバコ細胞はベンサミアーナタバコの葉由来です。
仕様
Decay(V)+Square(V)モード
定電圧矩形波【Square(V)】モード
ポレーションパルス(PLPp)
出力電圧範囲 | 1 - 350 V (1 V 単位で設定可能) |
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最大出力電流 | 10 A |
パルスパターン | PLPp(+):単極性 PLPp(+/-):両極性(+を設定回数出力後、-を同回数出力) PLPp(ALT):両極性(+と-を相互切り替え) から選択 |
パルス回数 | 1 -10 回(ON/OFF切り替え可能) |
減衰率設定 | 0 - 50 % (10 %単位で設定可能) |
パルス幅(Pon) | 0.05 - 1000 ms 0.05 - 9.99 msは0.01 ms刻み 10.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み 100 - 1000 msは1 ms刻み |
パルス間隔(Ppoff)*1 | 50.0 - 1000 ms 50.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み 100 - 1000 msは1 ms刻み |
パルス間隔(Ppoff2)*1 | 0.0 - 1000 ms 0.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み 100 - 1000 msは1 ms刻み |
コンデンサ容量 | PLPp(+)の時、2,429µF PLPp(+/-)及びPLPp(ALT)の時、1,416µF |
- 1. PLPp(ATL)時において、Ppoff2は+極と-極間のパルス間隔で、Ppoffは+極と-極を1セットとした場合のセット間の間隔です。
ドライビングパルス(Pd)
出力電圧範囲 | 1 - 200 V (1 V 単位で設定可能) |
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最大出力電流 | 1 A (1,0 mA) |
パルス幅(Pon) | 0.05 - 1000 ms 0.05 - 9.99 msは0.01 ms刻み 10.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み 100 - 1000 msは1 ms刻み |
パルス間隔*2 | 0.05 - 1000 ms 0.05 - 9.99 msは0.01 ms刻み 10.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み 100 - 1000 msは1 ms刻み |
減衰率設定 | 0 - 100 % (1 %単位で設定可能) |
パルス回数 | PLPp(+)の時、1 - 1,0 回 PLPp(+/-)またはPLPp(ALT)の時、1 - 500 回 ON/OFF切り替え可能 |
- 2. 減衰率が0 %以外の時は、最小設定値は0.1 ms
ポレーションパルス(Pp)
波形 | 減衰波 |
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出力電圧 | 1 - 400 V (1 V 単位で設定可能) |
最大出力電流 | 10 A (Pdが減衰波のとき)または2 A (Pdが矩形波のとき) |
パルス幅(Pon) | 0.01 - 99.9 ms 0.01 - 9.99 msは0.01 ms刻み 10.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み |
パルス間隔*3 | 0.05 - 99.9 ms 0.05 - 9.99 msは0.01 ms刻み 10.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み |
パルス回数 | 1 回(ON/OFF 切り替え可能) |
- 3. ポレーションパルスとドライビングパルスのインターバル時間
ドライビングパルス(Pd)
減衰波【Decay(V)】モード
出力電圧範囲 | 1 - 200 V (1 V 単位で設定可能) |
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最大出力電流 | 1 A (1,0 mA) |
パルス幅(Pon) | 0.05 - 1000 ms 0.05 - 9.99 msは0.01 ms刻み 10.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み 100 - 1000 msは1 ms刻み |
パルス間隔*4 | 0.05 - 1000 ms 0.05 - 9.99 msは0.01 ms刻み 10.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み 100 - 1000 msは1 ms刻み |
減衰率設定 | 0 - 99 % (1 %単位で設定可能)、LinearモードとLogモードから選択 |
パルス回数 | 1 -1,000 回(ON/OFF切り替え可能) |
定電圧矩形波【Square(V)】モード
出力電圧範囲 | 1 - 200 V (1 V 単位で設定可能) |
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最大出力電流 | 1 A (1,0 mA) |
パルス幅(Pon) | 0.05 - 1000 ms 0.05 - 9.99 msは0.01 ms刻み 10.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み 100 - 1000 msは1 ms刻み |
パルス間隔*4 | 0.05 - 1000 ms 0.05 - 9.99 msは0.01 ms刻み 10.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み 100 - 1000 msは1 ms刻み |
減衰率設定 | 0 - 99 % (1 %単位で設定可能)、LinearモードとLogモードから選択 |
パルス回数 | 1 -1,000 回(ON/OFF切り替え可能) |
- 4. 減衰率が0 %以外の時は、最小設定値は0.1 ms
製品仕様
抵抗値測定範囲 | 0 - 39 kΩ 0 - 0.999 kΩは0.001 kΩ単位 1.00 - 9.99 kΩは0.01 kΩ単位 10.0 - 19.9 kΩは0.1 kΩ単位 20 - 39 kΩは1 kΩ刻み |
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実行電圧測定範囲 | -512V 〜 +511V(1 V単位で表示) |
実行電流測定範囲 | -10.23A 〜 +10.24A(Pdが減衰波の時;0.01 A単位で表示) -1,023mA -+1,024mA(Pdが矩形波の時;1 mA単位で表示) |
プログラムメモリ | 20,000プログラム以上保存可能 |
実行履歴 | 直近100回分を保存可能(順次上書き) USBデバイスを用いてPCにエクスポート可能(カンマ区切りCSV形式ファイル) |
電源 | 単相100V;700VA;50/60Hz |
ヒューズ | 10 A(6.3 mm X 20 mm) |
外寸・重さ | (W) 360 mm ×(L) 380 mm ×(H) 180 mm,9 kg |
- 突起物を除く
- ゴム足を除く
Genome Editor for Plants のデモについて
遺伝子導入装置・細胞融合装置・電極のメンテナンスサポート
遺伝子導入装置CUY21,CUY21EDIT,CUY21Vivo-SQ,CUY21EX,CUY21Vitro-EX、細胞融合装置LF101,LF301、電極、その他周辺機器につきましてメンテナンスや修理をお受付しております。開発スタッフが直接担当いたしますので、ご安心ください。お気軽にお問い合わせください。