型式: | GEB15+ |
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品名: | Genome Editor Plus |
製造元: | 株式会社ベックス (BEX CO.,LTD.) |
受精卵へのエレクトロポレーション、4倍体作製及び卵子活性のほか、豊富なエレクトロポレーション電極を組み合わせることにより、in vivoエレクトロポレーションが可能で、生体・組織へ遺伝子導入ができます。
in vivo electroporation, in (exo) utero electroporation, in ovo electroporation, ex ovo electroporation, ex vivo electroporation
Features
受精卵ゲノム編集・四倍体作製・卵子活性に最適なエレクトロポレーター
受精卵ゲノム編集専用エレクトロポレーターに交流出力機能が追加
発売以来、ご好評をいただいている受精卵ゲノム編集装置 Genome Editor に、卵子活性化と四倍体作製モードを加えました。これにより、初期胚を用いた実験が Genome Editor Plus 1台でできるようになりました。
Applications
アプリケーション例
Fgf10 遺伝子欠陥マウスは四肢の形成不全になることが知られています。Cas9 mRNA(Cas9タンパク) と gRNA をエレクトロポレーションにより共導入すると、Fgf10 の両アレルが編集され、その結果、高効率で四肢形成不全が引き起こされます。
※受精卵エレクトロポレーションについては、こちら

Fgf10 遺伝子欠陥マウスは四肢の形成不全になることが知られています。Cas9 mRNA(Cas9タンパク) と gRNA をエレクトロポレーションにより共導入すると、Fgf10 の両アレルが編集され、その結果、高効率で四肢形成不全が引き起こされます。
マイクロインジェクションとの比較
エレクトロポレーション | マイクロインジェクション | |
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下準備 | 特になし | インジェクションピペット等の準備 |
受精卵100個の 処理にかかる時間 | 約5分 | 2時間~ |
胚生存率(E15以降) | 40-80% | 10-50% |
変異導入効率 | マイクロインジェクションと同等 | 標的配列に依存 |
設備費用 | 約130万円 | 500万円以上 |
必要技術 | 特になし | インジェクション操作 |
Cas9 mRNA必要量 | 500 - 2,000 ng | 50 - 500 ng |
エレクトロポレーションの方が
1. 多数の受精卵を迅速に処理でき、生存率も高い
2. 熟練を要する技術を必要としない
ことから、エレクトロポレーションは CRISPR/Cas9 によるハイスループットなゲノム編集マウス作製のための理想的な手法といえます。
Masakazu Hashimoto & Tatsuya Takemoto
Electroporation enables the efficient mRNA delivery into the mouse zygotes and facilitates CRISPR/Cas9-based genome editing
Scientific Reports 5,Article number:11315
大阪大学・橋本昌和先生、徳島大学・竹本龍也先生
※上記結果はCUY21EDITⅡで得られた結果です。
仕様
GenomeEditモード
出力電圧 | 1 - 200 V (1 V 単位で設定可能) |
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最大出力電流 | 1 A (1000 mA) |
パルス幅(Pon) | 0.10 - 1000 ms 0.10 - 9.99 msは0.01 ms刻み 10.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み 100 - 1000 msは1 ms刻み |
パルス間隔 | 1 - 1000 ms 1.00 - 9.99 msは0.01 ms刻み 10.0 - 99.9 msは0.1 ms刻み 100 - 1000 msは1 ms刻み |
出力パターン | 通常出力・極性切替出力 |
パルス回数 | 1 - 1000 (Pd(+)の場合) 1 - 500 (Pd(+/-)またはPd(Alt)の場合) |
抵抗値測定範囲 | 最大 4 kΩ |
Fusion (Activation) モード
ACパルス
電圧 | 1.0 - 20 V (0.1 V 刻み設定) | ||
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出力時間 | 0,1 - 99.9 sec(0.1 秒刻み設定) | ||
周波数 | 1 MHz |
DCパルス
波形 | 矩形波 |
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電圧 | 1 - 200 V (1 V 刻み設定) |
最大出力電流 | 1 A (1,000 mA) |
パルス幅 | 5 - 999 μ sec(1 μ sec刻み設定) |
パルス間隔 | 0.01 - 9.99 sec (0.01 sec刻み設定) |
出力パルス数 | 1 - 1,000 パルス |
製品仕様
保存可能プログラム数 | 20000 以上 |
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実行履歴保存機能 | 直近100回分を保存。USBデバイスを用いてPCにエクスポート可能 (.csv (カンマ区切り)形式ファイル) |
外寸 | 240 mm(W) X 380 mm (D*1) X 190 mm(H*2) |
重量 | 6.0 kg |
電源 | 単相100 V 50/60 Hz |
ヒューズ | 7 A (6.3 mm X 20 mm) |
消費電力 | 260 VA |
- 突起物を除く
- ゴム足を除く
Genome Editor Plusのデモについて
遺伝子導入装置・細胞融合装置・電極のメンテナンスサポート
遺伝子導入装置CUY21,CUY21EDIT,CUY21Vivo-SQ,CUY21EX,CUY21Vitro-EX、細胞融合装置LF101,LF301、電極、その他周辺機器につきましてメンテナンスや修理をお受付しております。開発スタッフが直接担当いたしますので、ご安心ください。お気軽にお問い合わせください。