Features
マウス・ラット等の胎児の全胚培養に特化した機能
複数胚の同時培養に対応
一度に複数のサンプルを並行して培養可能です。比較実験や高スループット研究に最適な設計となっています。

マウス・ラット等の胎児の全胚培養に適したデザイン
妊娠マウスから摘出直後の胎児を直接培養できるよう設計されています。E10.5ステージの胎児マウスの発生に最適化された環境を提供します。

マウスE10.5の胚を24時間培養した結果。胚の発生が確認できます。
京都工芸繊維大学 野村真先生 ご提供
コンパクトな回転式培養ボトル
コンパクトなデザインでインキュベータの中に格納できます。小型のガラス瓶を90度傾けた状態で回転させることで、培養液中での均一な懸濁と栄養供給を実現します。この独自の設計により、胚発生に理想的な環境を提供します。

L: 270mm(片側培養の場合), 320mm(両側培養の場合)。インキュベータのサイズやサンプル数に応じて瓶を片側または両側に配置できます。

インキュベータ内に設置されたWEC-1の回転式培養ボトル。コンパクトな設計で、胚の発生に最適な環境を提供します。
回転制御システム
回転速度(RPM)や運転時間をデジタルインターフェースで簡単に設定可能です。実験条件の精密な制御を実現し、再現性の高い実験環境を提供します。
混合ガス供給に対応
各ボトルに対して酸素や窒素を含む混合ガスを継続的に供給できます。生理的条件を再現し、より自然に近い環境で培養することが可能です。
- 酸素・窒素などの混合ガスに対応し、胚の酸素化に最適
- 各培養瓶へカスタム混合ガス(O₂/N₂など)を精密に供給
- ガスポート内蔵で生理的環境を再現
- 安定した混合ガス環境の維持が可能
使いやすい操作系
START/STOPボタンとダイヤル式ノブを備え、設定状況を表示するディスプレイ付きです。直感的な操作で実験効率を向上させます。
耐久性のある設計
ステンレス製ボディと信頼性の高いモーターを採用。長時間の実験にも対応する堅牢な構造です。経年劣化を最小限に抑え、長期間安定した性能を発揮します。
製品仕様
回転速度 | 5〜50 RPM |
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培養ボトル数 | 最大12個(カスタマイズ可) |
ガス供給継手外径 | 6 mm |
電源 | 12V DC |
外形寸法 | L: 270 mm(片側培養の場合) or L: 320 mm(片側培養の場合) × W: 280 mm × H: 180 mm |
重量 | 8.6 kg |